2007年3月2日、初めて全身麻酔の手術をしました!−2−

    麻酔から覚めて部屋に戻ったのですが、なかなか寝付けませんでした。
    痛みは鎮痛剤が効いているので良かったのですが、酸素マスクをつけているのに苦しくて笑。
    うまく呼吸をすることが出来ず、呼吸するために自分の手酸素マスクを外すという笑笑。
    これでは寝れないので、ナースコールで看護師さんを呼び、撤去してもらいました。

    地獄は、手術の翌日からでした。
    起き上がろうにも、寝返りを打とうにも、何をするにも首の筋肉を使うんですよ。
    術後で傷が痛むのとは別に、筋肉を使うことでさらに痛むんです……。
    今まで無意識に出来ていたことが、出来ないんですよ……。
    これは辛かったです。
    何かしようとするときに痛みをなるべく感じないために、考えて動かなきゃいけないんです。
    トイレに行きたくてもサッと動けない、近くにあるものをパッと取りたくても痛みを伴うので、それが恐怖で動けないんです。
    氣にならなくなるまで、けっこう時間がかかりました。

    あと、起き上がって普通に座っておくのも、辛かったなぁ。
    喉仏の下あたりを切って甲状腺を摘出しているから、自分の頭を支えるのが大変で。
    首に手を当てて支えないと、座ってられない笑。

    かろうじて良かったのは、食事がすぐ普通食を食べれたこと。
    初日こそおかゆでしたが、翌日からは普通食でした。
    消化器系の手術ではなかったので、食事制限は特になく、お見舞いに持ってきてくれた果物やお菓子類も食べれました。

    手術痕は、痛々しく見えました。
    首だからなのもあるけれど、傷に対して縦に細かくテープが貼ってのが、さらに増長させていました。
    私が思ったのは「まるでフランケンシュタイン」笑。
    傷跡を目立たなくさせるための処置だったようで、自然に剥がれるまで剥いではいけないと言われました。
    (ちゃんと言いつけを守ったので、とっても綺麗です。)


    痛みや手術痕を氣にしながらの入院生活は、9日間で終了。
    「後1日入院すれば給付金が倍になる。」と言われていたのですが、9日で退院しました。
    とにかくすることがなくて退屈、娘のことも心配でした。
    娘は実家に預けていたのですが、これまで9日間も離れたことがなかったですからね。

    3月1日にした入院は、3月9日付けで退院し、初めての経験は終了しました。
    後になって、9日間で退院したことを後悔するとは知らずに……。

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